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別役実『マッチ売りの少女』

別役実『マッチ売りの少女』

 

人数 男2 女2

 上演時間 90分

 

あらすじ

初老の夫婦の夜ごとのお茶会に、市役所から一人の女がやってくる。女は昔、七つの時、マッチを売っていた、マッチを売って、自分のスカートの中を覗かせていたと話し出す。そして、それを教えたのは、あなたではないか、あなた達は私の両親なのではないかと言う。女は、外に待たせていた弟も家に入れ、「善良で模範的で無害な」夫婦は、二人を拒むことも受け入れることも出来ず、戦後の混乱と混沌が、闇の中、白々とした朝の中、浮かび上がる

マッチ売りの少女/赤い鳥の居る風景 (二十一世紀戯曲文庫)

マッチ売りの少女/赤い鳥の居る風景 (二十一世紀戯曲文庫)