別役実『犬が西向きゃ尾は東』
別役実『犬が西向きゃ尾は東』
ー老人たちの共通する過去…次々死んでいく人たち
人数 男4 女2 上演時間 約100分
あらすじ
舞台には電信柱とごみ捨て用のバケツが一個。
老いた5人の男女が歩数を歩きながら、やってきては去っていき、またやってくる。
それぞれ体調が思わしくなく道中はままならない。
そこへ、刑事らしき男が「行かずに歩こう会」を探しにやってくる。
男女はある過去を共有しているようなのだが、思い出は錯綜し関係は混乱する……。
台本は、せりふの時代 2007年 夏号に掲載されています