神里雄大『バルパライソの長い坂をくだる話』
第62回 岸田國士戯曲賞受賞
男:3 女:1 上演時間 約85分
あらすじ
父が散骨を希望したために、遠くチリのバルパライソの海岸にやってきた息子。しかし、母親は父親の死を受け入れられないのか、あるいは散骨に納得をしていないのか、車から一向に出てこない。遅れて、散骨の手伝いをしてくれるという男が2人やってくるが、散骨することについて、もっと言えば自分自身のことにすら、文句を言われているような感じがする。
バルパライソの長い坂をくだる話 | 神里雄大/岡崎藝術座より引用